混雑無縁 マンツーマンサーフィンスクール

2017年9月24日日曜日

平砂浦遠征とS2デザイン乗りました




平砂浦 アクシオン正面から300Mくらい歩いたところでやりました。
風も弱オフで4時間貸切でした。
へそ、ちくびで35点くらいかな。


初めて乗り込んできました。

この板、よくできています。
テールエンドのフリップがないぶん
踏み上げ可能でした。
速く
そして
ノーズが軽く上がる。

レールがするするしますが
18 1/4の幅ですからそのせいです。
その分、速いです。

まあまあなポイントノーズ
12in
30.50cmなので
前は軽いです。
ドライビーさはないですけど
まあ、そのようなモデルですから
問題はないです。

CADデータより実物は
各箇所プラスマイナス0.3cmくらいの誤差がありますが
まあ仕上げは自分ではないので仕方ないところです。
そこを触りたいんですけど
設備がないから仕方ないです。

まあ1本目にしては
まあ納得な感じです。


まあこの板は
パキパキのハイパフォーマンスでした。
乗ってる自分はローパフォーマーですけど笑
板が能力を底上げしてくれる感じは
確かにあります。

アベレージサーファーは
板次第なんだろうなあと
ハイパフォに乗ると感じます。

速いし動くし軽いし
バチバチいきたいなら
ハイパフォ乗るしかないです。

最近、板もたくさん
デザインしてますが、
前はみえないものが、
みえてきたものがありまして、
あーそう言うことかと
着々と辿り着く感じがあります。


マジックボードを配給できる日が
必ずきます。
今はまだまだテスト。
次々と作っていきます。

回転性能ですが
ノーズ、テールを縦軸
左右レールを横軸
として
スパイラルVEEをいれると
横軸の回転性能は上がります。

で、テールエンドを反らせれば
縦軸の回転性能は上がります。

あと、コンケーブによる揚力でも
回転性能はあがります。


ただし、副作用はあります。
回転性能を上げれば良いという
ものではないです。

サーフボードはテコの作用もあります。
単純に縦軸だけで
考えたとすると
テコの棒ににカーブがあると
小さな力で大きなものが
動かなくなる。
と同じことです。
テールエンドのロッカーを強くすると
回転性能が上がっているように感じますが
実際は落ちているという副作用があります。
縦軸だけで考えると
反りがないほうが、板のノーズ、テールの
可動域は広くなります。
要するに、キレやパンチ力がでます。

軽く動く板は
乗っていて
気持ちよいものですが、
軽いというのは
力を逃がしていますので、
重さも大事な要素です。
重さとは板の重量という重さではなく
反発的な重さです。
抵抗です。

いっぱい書きましたが
バランスがあっての事ですから
極端な事はダメです。

板を細くすれば
スピードはでますし
回転性能も上がります。
良いことづくめなように
思いますが、
重さはパワーに変わるので
抵抗も必要です。
小波でも大きなフィンを
つけるのも同じです。
最近のハイパフォーマンスボードは
長さにもよりますが、
長さとのバランスもありますが、
一つの目安で
18 1/2以上が多いです。

CTサーファー陣は

18 3/4" (47.63cm)

19(48.26cm)

くらいのサーファーが多いです。
ほぼそのレンジ内な感じです。


CTレベルがその長さだから
自分はもっと長くしないとダメだ
と考えがちな方が多いです。


これは幅もそうなんですけど


長さは長くするのに
幅はCTサーファーより細い数値を選んでいる方が多いです。
矛盾してますよね。

18 3/8" 46.67cmとか。

エキスパートサーファーの板って
意外と幅だしています。
19(48.26cm)とか。
トレンドもありますけど、
何度も書くように
サーフボードは円形物ですので
外径が長さです。
板を短くしても幅を増やせば
長い板と同じ機能です。
反面、板を長くしても最大幅を落とすと
短い板となりますので
そこらのバランスが非常に大事だと思います。


身長、肩幅、スタンス幅、癖、いろいろとありますが
現代最前端サーフィンのハイパフォーマンスボードって
観たとおり、ふっくらしています。


イメージ上ではエキスパートの板って
パキパキの板のイメージがあるかと思いますが
プロの板を観ると意外とふっくらしたアウトラインだったりします。


日常波、あって頭波です。
頭でも実際乗るのは選んで胸肩です。
長さは身長と同等で充分です。
幅は好みもありますが
よほど小柄なサーファーでなければ
18 1/2以上がベストな気がします。

小柄な方であれば
長さは身長同等で
17 3/4”45.08cmとか大丈夫です。

全てはバランスですが
18 1/2(47cm)
一つの基準に覚えておいても良いと思います。
両足使いますが前脚下、僅かに前脚前
にボリュームを増やし、
ロッカーを強くしている板が増えてきているのですが、
これは個々の乗り方で相性があるので
調整です。

テールハイなサーフィンは
上記の板が有利です。

フィンとフィン辺りのレールでサーフィンする方は
最大幅を落としても機能しますが
現代サーフィンにおいては
そのような板は少なくなってきているのは確かです。



ただし、CTクラスのサーファーは
テール幅を広げる代わりに
テール厚が指で折れるほど薄くしたり
各ファクトリーのメインシェイパー
の仕上げハンドシェイプの世界なので
チューンナップを施しています。

今一度
自分に合う板は
どのようないただろうか

見直してみるのも良いかと思います。


幅を出しても薄くすれば
浮力は保たれます。
ので問題はないです。