物凄く単純で ありえない事を書きますけど 斜面の角度は同じとして 坂道を漕がずに下る
15kgの自転車に体重60kgの人が乗り下る 15kgの自転車に体重80kgの人が乗り下る
8kgの自転車に体重60kgの人が乗り下る 8kgの自転車に体重80kgの人が乗り下る
どれも変わらないです筈です。 がしかし実際には15kgの自転車に体重80kgの人が乗り下るが一番速いです。 真空ではないので。 そしてブヨブヨの80kgと引き締まった80kg 体重(質量)は同じでも空気抵抗の差で同じ80kgでも 引き締まった80kgのほうがより速いです。
ただし、条件に 漕いでも良い 前かがみになっても良いなど 人の技術を付け加えると 結果の世界になりまして スーパーコンピューターでも計算不能。 その人の技術は入力しようがないです。
サーフボードは波の斜面を滑っています。 転がってはいないです。 じゃあ摩擦はないかというと摩擦もあります。
例えば 乾いた下敷きにコップの少量の水を倒すとすると 止まりますよね。 濡れた下敷きに同じことをすると 水が滑り広がります。 摩擦が減っているから。 レールなんてまさにその原理です。 エントリーロッカーも。 そこだけでいうと アウトラインが丸い板より ストレートな板の方が速いです。
サーフボードの重量 サーファーの重量 サーフボードの体積 サーフボードの密度 コンケーブやロッカーによる揚力 サーフボードボトムの接水面積 レールの形状 波のスピード 波の回転運動 波の斜面角度 バックウォッシュ
書くとまだまだありますけど
体重が重いと速いとは限らず 体重が軽いと速いとも限らず 板が軽いと速いとも限らず 板が重いと速いとも限らず
体重が軽いと板を重くすると速くはなりますが しかしその板の持っているバランスが悪いと滑らないです。
ジョンジョンのサーフィンより ミックのサーフィンの方がトップスピードは速いです。 これはGPSやなんやで答えが出ています。
要するに 技術とサーフボードに依存します。
自分も含め自分に足りない物を補ってもらえる板を。
結局のところ もうバランスでしかないです。
この板軽いな と感じてはみても 実際、機器をつけて計測してみないと 速いのかがよくわからない。
人の感覚はあてになる部分もあるし そこだけに頼ってもダメだし。
この板どう あの板どう と聞かれるのが自分の仕事です。
調子いいです。 と 口が裂けても言えません笑
その板あの板、の特性はお話できても そのサーファーに合うか合わないかはまた別でして 何故ならそこに感覚というものが入ってきますし 技術もそう。癖もそう。好みもそう。
正直なところです。
だから どうしても サイモンのフェイスダンサーみたいな ニュートラルな可もなく不可もなくなサーフボードを勧めてしまいます。
前も書きましたが まずはそれ乗って そこから何が欲しいか 何がいらないか なんです。
基準板。
何度も何度も書いてますが 基準の板がないとです。
自分なりに、個々に基準板だけは必要です。 それはとてもバランスが良い板でないと 負のスパイラルになるので 正解はないけど まずは適正浮力の正しい板に乗るべきです。
新しいモデルに飛びつくのは メーカー的にもお店的には良いですけど 基準となる板ってあります。 それが正解かは別として。
サーフィンライフとか サーフィンワールドとか アマチュアサーファーでも 写真を残してますが、
あれって、 その一瞬を切り取ってるだけなんで、 ダンパーで潰されようが 0.25秒でも、 すっぽり入れば 写真は残ります。
ただし撮り慣れている サーフィンを知っている カメラマンでないと 肝心な時を逃しますから カメラマン次第てもあります。
チューブ内の写真や リップの写真、 残したいサーファーは 言ってください。 その一瞬だけなんで 突っ込めば 意外と簡単に写真を残せます。 これほんとに。
写真は その一瞬です。 そういうものです。 メイクしたしないは関係なし。
モデルさんも同じです。 |
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