混雑無縁 マンツーマンサーフィンスクール

2017年7月28日金曜日

バタ足

テイクオフ時、足をバタバタ。
正式名は分かりませんが
バタ足で通じるのでバタ足で。
まあスプリントパドルとかとも呼びますけど
それはパドル時であって。

ケースバイケースによると思うのですが
Ctサーファーでもやります。

テイクオフ時
パドルアウトする時

これ大まかに分けると意図が違うと思います。



テイクオフ時は
もちろん推進力もありますが
それが本来ではなく
板のテールのボトムに振動を与えて
波面に張り付かなくさせるため。
パチンコ玉を転がすと
跳ねながら転がりますがそれです。
石投げ水切りも同じ。
オンショア時は波面の影響から
テールの張り付きが少ないですが
オフショア時のテイクオフは
意外と進まなくてでして
バタ足でテールが小刻みに動き
張り付き感が減りまして
それを意図としてやるならばOK。
また、体感できているならOK。
差し乗りの小刻み版です。


パドル時のバタ足は
推進力ですから
ストロークのトレーニングをすれば
パドルスピードは上がります。

バタ足は使いようで
いろんなサーファーを観てて思いますが
テイクオフ時にバタ足が機能していないに
ただの癖でやってるサーファーもいますし
機能しているサーファーもいます。
ただ単にバタバタしても
板がぶれますからバタ足は立派な技術です。

1つ言えるのは
エキスパートは水しぶきが少ないですから
周りのサーファーに迷惑をかけていませんが
ただ単にバタバタしている初中級者は
マナー的にどうかなと思うのと
見栄えが良くは無いです。


自分もたまーにやります。
波面がクリーンで
テイクオフ時にボトムが張り付いている時などは。
しかし張り付いていてもパドルの時間が稼げる時はやりません。
パドル時間がないなあな時はバタバタします。
決してスピードアップのためではなく
板をぶれさせて、バウンドさせて、テイクオフ。
ケースバイケースです。
自分のケースはデッキに膝があたりブレさせる感じです。
まあここ一番では速いです。
使い分けです。


普段、バタ足をやらない方は
試して見てください。
違いが判るはずです。

普段やってる、癖がある方は見直してみてください。
機能しているかどうかを。


それと、サーフィンのテイクオフの1番の目的は
立つため。
要するに脚の反応ですけど
バタ足により
静から動がなくなり
立ちやすい、立って後もすぐ動けるメリットもあります。
ボクシングでもテニスでもバッターでも
小刻みに動いてます。
100mスプリントはスタート時
合図あるまで微動してもアウト。
完全に止まってないとアウトですけど、
あれは、ルールですから
クラウチング時、筋肉を動かしていると
スタート後の速さは変わります。
そんな感じです。
サーフィンは禁止ではないので
武器になるので
やるならば
正しいバタ足を覚えると間違いなく有利です。


パドル時のバタ足は
腕と脚の連動です。
噛み合ってないと余計に進まないです。
ストロークが連動していると
パドルは速いです。

これはいつでもできるトレーニングですから
興味があればやってみてください。
中級者以上の方だと
意識してやると噛み合いが必ずわかるので
体感できます。


バタ足は

テイクオフ時の

パンピングと考えて間違いないです。

板にもよります。
EPSの板はオンショアに強いですが
板がブレてるから、バウンドしてるからです。
板のデメリットをメリットとして機能させればが大前提ですけど。

それはボトム形状、ロッカーにも関連してきます。

また書きます。

バタ足したくない方は
そういう板(構造)に乗れば
補助してくれます。

ff構造なんてその最たる構造で
パドル時もライディング中もブルブルです。

小波にはあっているのと
エアー系サーファーにも合っています。

波にもよりますが
サイズある波で板がブルっちゃうと危ないので
張り付き感は必要ですが
小波でアクション入れたい場合はブルったほうが
きっかけがありますからアクションは入れやすいです。

コンケーブにもよりますが
シングル一本は、トップスピードに持っていかないと
もっさりしますので、重いので
テイクオフ時のバタ足は有効な技術です。
乗るとルースになりますが直進性が高いので
どちらかというと
エキスパート向けです。
ターンのきっかけがないので。


キリがないのでまたにします。