混雑無縁 マンツーマンサーフィンスクール

2017年12月11日月曜日

板についてと相性なんかを

30年前のサーフボードって
完全にテール乗りだったんです。
ボトムはドームボトム、
山形な形状で。


今のサーフボードは
フラットボトム、
ダブルコンケーブ
リバースV
スロット
色々とありますが、


シングルコンケーブ
スタート
が主流、主力です。
ご自分の板、みてください。
シングルコンケーブ入っている筈です。



で、簡単に言うと
前(前足)に圧をかけて
スピードを出して
テールを浮かせ
アクションを。
てな感じです。


前足下を踏み込むと
スピードはでます。

ごくたまに鵠沼に行きますが
ファンボードで前踏み全くなしで
テール乗りしているサーファーを
見かけます。
普段はロングボードに乗ってるんだろうな
とみていますが、
ノーズは浮き上がり
体は傾かず
完全なテール乗りなサーフィンです。
速度は一定。
加速、減速もなく
ずっと一定。
ボードのセンターを
抑えきれず、
30年前のサーフィンですが、
それも一理です。
ターンはできますから。



現代サーフィンは
前後の圧の移動が
要でして



前を踏まないと
スピードが出ない。


もしくは
後ろ脚の膝を懐に抱え込むように
踏み抜きの加速。


大きく別けて
この2パターンに
サーファーを分けられます。


で細かく分類していくと
前踏み加速、腰が前足の上にあり。
後ろ脚は添えてる程度。
板は凄く走ります。
ボトム面は波面に張り付いてます。
但し、ターン不可。
前踏みは正解ですが、
現代サーフィンの
頻繁な前後の圧移動には
腰はやや後ろにないとダメです。
腰を後ろで
前を踏む。

後ろ脚を踏み抜きするか。
どちらかです。


ニュートラなサーファーは
海でみてて
ほぼいないです。


書くといっぱいあるのですけど
腰の位置が前にあると
ターンできないです。
波のトップをなめるような
ターンはできますし
スプレーも飛びますが
腰か前にあると
曲がらないです。


中級サーファーに
割りと多いです。




斜め上や縦を考えると
高さが入りますから
3次元になり
ややこしくなりまして。

前か後か。
右か左か。
前後左右。
平面で平気です。
どこかしらに
圧をかけると
反対は上がります。

テールを踏むと
ノーズは上がり

ノーズを踏むと
テールハイ。

シンプルにです。


現代サーフィンはスタンスは広く。
腰は両足の真ん中かちょい後ろ。
前傾姿勢。

難しいフォームではないのです。

フォーム矯正して
板を合わせれば
まあサーフィンは
がらっと変わります。

技術UPと同時平行で
板も大事です。
お互い様な感じです。


フロントフッターが
バックフッター向けな板
例えば、ワイデストポイントが
センターより後ろにあるとか
加速ロッカーが股間下にあるとか
に乗ると、
そのサーファーのポテンシャルを
板が殺してしまいます。


フロントフッターでも
バックサイドは必然的に
バックフットになったりしますから
バックサイドは動くんだけど
フロントサイドはテールを引きずるような
症状や感覚を覚えると
それは板が合っていないです。


フロントサイド
バックサイド
相反するものがあるので
難しいのです。
ですから
左右非対称なテール形状な板があったりです。



極めてニュートラルな板ですと
可もなく不可もなくですけど
個々のサーファーの
ポテンシャルはマックス出ないです。