混雑無縁 マンツーマンサーフィンスクール

2017年9月21日木曜日

ダイヤモンドテール


ダイヤモンドダンサーは
ダイヤモンドテールの部類ですが、
テールエンドの三角の二等辺を浅くしています。

ダイヤモンドテールは
レールからテールにハッキリとした
分かれ目があります。

本来はテールエンドから30cmの範囲が
テールとされていますが、それが通用する時代でもないです。
数値上と考えて良い時代だと思います。

要するにテールとされる箇所が少なく
ダイヤモンドテールって見た目は幅広ですから
ザ、テールなんですけど
実際はレールが長い板と考えて
間違いではないです。
裏を返せば短い板という事になります。


ダイヤモンドテールの特徴としては
乗る方により
ハイラインを突っ走る波の時や
チューブ波の時
レールが波から外れる。
重い。
のような感覚をもつ方や感想があります。
自分もそうです。
でテールに足を下げ抑えようとすると
いきなりグリップして跳ね返されるような
現象が起きます。


ですのでダイヤモンドテールの板は
サイドフィン辺りのレールにウイングをつけ
波にフックするようにしている板が多いです。
レールが外れ難いように。
そこが、メリットでありデメリットで、
加速時やなんかにデッキから前に
後ろ足を出す方は
レールが外れることが、
弾かれる事があります。
テールがフローするので。
で、テールを抑えようとするには
デッキに後ろ足を下げ
フィンを引っ掛けて
押さえ込む感じになるかと思いますが
チューブ波なんかだと
それが致命的になり
なかなか難しいことになります。
言われている
平面的な感じということが正にそれです。



幅広ダイヤモンドテールに乗ると
デッキ前に後ろ足を
頻繁に出し入れします。
前に出した時はテールは機能を失うのですが
テールがフローし押さえられなくなり
レールが波から外れるような現象が
起こります。
もちろんの事、
板に合わせて乗りますから
傍目から観るとめちゃめちゃ上手い
サーファーだなあとなりますが
当本人は、ストレスになるかもです。
合う合わないで言うと合わないかもです。
まあ、合う合わないかですから
板切れであれば
なんでも器用に乗るのは周知の上です。


レールでサーフィンしにくいので
テールのフローで乗っていくような感じかと思います。
板のアウトラインも直線的ですから
最初に言われたようにSK8ちっくなサーフィンに
どうしてもなってしまいます。
が合う合わないかで言えば
合うと思います。
テールサーフィンを突き詰めていくと
それはそれで物凄いことになりますし。
たくまさんと同じで
板切れだとなんでも乗られます。


エキスパートサーファーのサーフィンは
ある意味完成されているので
もう好みとかだけになるかと思います。
正解はないです。




スカッシュテールと
最近多い絞ったラウンドピンのような
テールは非常にわかりやすく

S2-NFに乗ってもらった感想は
みなさん、テイクオフは早いんだけど。。
非常に的確で外れてない感覚です。
そのとおりです。
アウトライン的に
センターから緩やかにテールエンドまで
ドラグ(引っ張る)させているので
テールは広いとなり
テイクオフは速くなります。
フェイスダンサー23Lより
S2-NF22Lの方が浮力が少ないのに
速いです。

ラウンドピンは
慣れるまではスルスルしてますけど
慣れると後ろ足がデッキ前に出ていても
ターンできたり
サイズある波の時、斜めにテイクオフが非常にスムースで
レールが機能します。これはアウトラインにもよりますが
ガンに多いのはそういう事です。
レールの切り返しもピンの先を基点とし
軽いのでまあよく動くし軽いです。


テール形状はそこだけ見がちですけど
センターから下を観るとよく見えてきます。

ぶっちゃけ
スワローとラウンドスカッシュ
アウトライン、レールライン、
幅を同じで作るとすると
違いは感じられないです。




自分は後ろ足をデッキ前に出すので
ふらふらしながらも後ろ足はもちろん下げます笑
テールが軽い方が合います。
しかしダイヤモンドテールの場合はほぼテール乗りになります。
テールから外れると、動かない、レールが波から外れる
テールが重くてストレスになります。
で、サイドフィンをL以上のサイズにして乗ります。
テールの副作用を相殺できるので。
要するにダイヤモンドテールはテールに乗るべき板です。
テール乗らないと全く機能しなく
ダイヤモンドテールの意味がないです。
ラウンドピン系はそれの反対です。

皆さんのマジックボードに近づく何かの参考になればです。